アクアに前後ドラレコ「DRV-MR480」をキレイに取り付ける(MXPK)
アクア(MXPK)にケンウッドの前後ドラレコ「DRV-MR480」を取り付けました。キレイに取り付けるにはちょっとしたコツが必要だったので作業内容をシェアします。
DRV-MR480を選んだ理由
DRV-MR480(23,000円)
フロントカメラ・リアカメラの「コンパクトさ」で選びました。特にフロントカメラとガラス面のブラケットがコンパクトに設計されていて良い感じです。
■フロントカメラ:W60.8mm×H54.2mm×33.1mm
https://www.kenwood.com/jp/car/drive-recorders/products/drv-mr480/
(ブラケット取り付け時高さ:最大74.5mm)
■リアカメラ:W60.0mm×25.0mm×28.6mm
(ブラケット取り付け時高さ:最大53.0mm)
このサイズに紙を切って実際の取り付け箇所をイメージするとよいです。
唯一微妙だった点は、ディスプレイの照度を変更できない事です。夜間は明るすぎたので「ディスプレイを1分後に消灯」に変更して解決しました。
リアカメラ用の配線
前後ドラレコの取り付けは難易度が高いリアカメラから行った方が良いでしょう。
バックドアのジャバラ・コネクタ外し
リアカメラを取り付ける上でこのジャバラにカメラの配線を無事に通す事ができれば後の作業は簡単です。
まずはゴムを外して車体側のコネクタを外しますが、このコネクタの爪は簡単に外れません、全方向のツメを同時に押して引き抜く必要があるからです。
ピックツールを利用して裏側のツメを押すと良いでしょう。
バックドアのジャバラ部分に配線を通す
フロントカメラへ向かう配線はこの天井内張りの隙間から前部に通すので、この位置から配線通しでカメラ配線を引き込みます(ブチルで汚れるので養生しています)
このゴムのジャバラ部分には他の配線も通っているので力任せに無理やり通してはいけません。
カメラケーブルの金属部分をテープで保護して配線通しを使ってゴムが破れないように優しく通します(潤滑剤としてパーツクリーナーを吹き込みました)
バックドアの配線通し完了
丸いゴムのグロメットを外しこの位置まで配線を通せば完了です。リアカメラの取り付け位置はカメラ本体に接続しないと画面を確認できないのでここに固定しておき後ほど作業します。
フロントカメラまでの配線を通す
天井の内張りを押し広げて配線を通します。このピラーあたりまで配線を引き込んだら下方向に迂回します(上部はサイドエアバッグがあるので)
ドア下枠あたりに配線を通します。ところどころスポンジテープで固定しています。助手席グローブボックス下まで配線を通せば完了です。
フロントカメラの配線と取り付け
オプションカプラから電源を取る方法もありますが、ドラレコ付属のシガーソケットタイプの電源を活かす事にします。
電源の接続方法
ドラレコの電源は助手席足元にあるヒューズボックスからとります。エーモンのプラグロックソケットにヒューズ付きがあるのでこれを使います。
エーモン プラグロックソケット4836(1,641円)
ヒューズボックスへ接続
付属のミニヒューズをヒューズボックスのACC(アクセサリー電源)の「15A」「P/OUTLET NO.1」に接続します。
そのままだとヒューズボックスのカバーが閉まらないので、カバーの横に切れ込みをいれてケーブルを通しカバーを閉じました。
ドラレコに付属のシガーソケットタイプの電源とガッチリ固定できます。
フロントカメラの取り付け位置
熟考した結果この位置で落ち着きました。運転席からだとミラーの裏に隠れてほぼ見えません。
左の単眼カメラの黒い部分はカメラに映り込みますが運転時に視界の邪魔になるよりはマシだと判断しました。
自分の目線からみるとこのような感じなので画面は1分後にOFFにしています。
リアカメラの取り付け
この部分がこだわりの作業です。
グロメットに穴を開ける
まずはポンチを用意します。
ゴムのグロメットの中央に穴をあけます。
リアカメラのコネクタが通りました。
コードにスポンジテープを巻くと完全に隙間がうまります。仕上がりが美しい。
位置を確認したらバスボンドで防水処理をして完成です。
ドラレコ撮影範囲の確認
フロントカメラの映像:単眼カメラの黒い部分が映り込みますが撮影範囲に問題はなし。
リアカメラの映像:邪魔にならないようにブラケットをバックドアの金属部分に貼り付けているが問題なし。
まとめ
実はバックドアの黒いゴムのグロメットに配線を通すのを雑にカッターナイフでやって失敗、部品を買って再挑戦しています。純正部品は「(90950-01866) ホール プラグ」とういう名前でした…。
そして、わざわざポンチセットも買いました。という事でグロメットへの穴あけは慎重にポンチを使いましょう!