DIYでテレビを壁掛けするための露出配線の取り出し方(1)
狭小住宅で大きなテレビを置く場所がないので、テレビを壁掛けにしてオフセット設置(アームの中心からずらす)してみました。
壁掛け金具の購入
2本アームの壁掛け金具を購入しました。
TVセッターアドバンス AR126 Mサイズ(16,218円)
1本より2本アームの方が安定感がありそうなのでこの機種を選択。耐荷重にも余裕があるので、もっと大きなテレビに買い直しても対応できそうです。
ブラケットの取り付け
テレビスタンドを付けた状態でブラケットを取り付けたので簡単でした。
ブラケットとアームの接合のイメトレです。上のナット部分に金具を引っ掛けて下のボルトをナットで固定する形です。これなら一人でテレビを持ち上げて片手で仮止めできそうです。
壁裏の柱を探します
壁裏センサーを使って柱を探します。壁裏センサーが反応した位置を左右それぞれからマーキングしてその中心にはおそらく柱があるはずという使い方です。
このように左右の反応ポイントにずれがあっても中心部分があっていれば大丈夫です。
日本の住宅ではおよそ90cm毎に太い柱がありその中心の45cm毎に細い間柱があるようなのでそれを参考にすれば柱を探しやすいです(柱が見つからなければ設置不可)
壁側プレートの取り付け
柱の位置が確定したので型紙で位置決めします。上下の高さはテレビサイズによって調整しましょう。
まず「キリ」を差してみて木にあたる感覚があるか確かめてからドリルで下穴を開けました。
下穴を開けると感覚で本当に柱があるのかわかります。
水平をとってガッチリネジで固定しましょう。
ブラケット&アームの取り付け完了。数十キロのテレビを支えるものなのでガタツキが無いか確認しましょう。
テレビの取り付け
テレビを持ち上げて、上のナットに引っ掛けて素早く片手で下のナットを取り付けて締め込みます。
テレビが無事に宙に浮きました。
全開まで伸ばすとここまで伸びます。
まとめ
テレビスタンドを外しました。壁裏の柱を探すのに時間が掛かりましたが、穴を開けてしまえば一人でも設置は簡単です。
さて、これで電源ケーブルをコンセントに挿せば完成なのですが。写真のようにコンセントが壁の右側にあるのでケーブルが丸見えになってしまいます。次回、工夫して配線を取り回してみます。
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