カインズの塗装溝付角材と中空ポリカでトイレの簡易内窓を作ってみた
換気扇が常時回っているトイレに高価な内窓を設置する意味はあるのだろうか?トイレの窓のサイズ的にも既製品のサイズでは合いそうに無いのでDIYで作るしかない。
トイレの窓は締め切っているので、はめ込み式にしてレール不要な木材を枠に、ガラス部には加工が簡単な中空ポリカ(ポリカーボネート)をはめ込みます。
カインズ塗装溝付角材
枠となる角材はカインズに塗装済みの塗装溝付角材(白) 1820×4mm(748円)が安価に売っていたのでこれを利用します。
中空ポリカの入手方法
ホームセンターには「1,820 x 910」4mmサイズの在庫は発見しましたが、車に積んで運ぶのが辛い&Amazonに「900 x 600」4mmサイズが安価に売っていたのでこちらを2枚購入しました(当然バカでか段ボールで届きます)
光 ポリカ中空ボード乳白半透明 KTP9064W(1,631円)
トイレの窓用なので乳白色を選びました。
角材のカット
いきなりカットしていきます。窓枠との間に左右3mmずつのクリアランスをとり、その隙間に隙間テープを貼って押し込んでいく作戦です。
素人がノコギリで切断するので運が悪ければ1~2mmズレてしまいます。そのあたりを考慮して気持ち長めにカットしてヤスリで調整するという作戦でもよいかもしれません。
中空ポリカのカット
初めて中空ポリカをカットしたのですが簡単でした。大きめのカッターで2、3回強くなぞると切断できます。
先ほど制作した窓枠の内寸から左右の溝に8mmくらいはめ込むサイズ感でカットしました。
切断できた中空ポリカをはめ込んでみます。切断面は溝の中に隠れているのでキレイに収まります。
内窓枠の組み立て
当然ながら仮組みしてみると、まっすぐには切断できていないので隙間があります。少しでも隙間を埋めるために木工用ボンドを塗りながら皿木ネジで固定して行きます。
24mmの木材に10mm程の溝が掘ってあるので、端から7mmあたりを狙って穴を開けていきます。
面取りカッター付き下穴ドリル IH-680(891円)
この下穴ドリルで穴を作ると、皿木ネジがキレイに隠れるしネジを締め込んだ際に木材が割れるのを防いでくれます(1本めの木材は割れてしまったので買ってきた…)
木材が割れずにキレイに収まります。
取っ手を追加する
無理やり窓枠に押し込む構造となることから、一度はめると取り外しに苦労するはずです。必ず取っ手をつけましょう。ホームセンターで色とサイズ感が合うものを探して来ました。
余った中空ポリカを裏面に貼り付ける
計算上中空ポリカが余ることがわかっていたので、その分を裏面に貼り付けます。中空ポリカのカット面をセロハンテープで密封した後に両面テープで裏側に貼り付けました(写真は取り忘れ)
隙間テープの貼り付け
Amazonに白い隙間テープが売っていたので購入して枠に貼り付けました。
Homekirei 隙間テープ 5m x 2(1,000円)
※写真では2列貼り付けていますが、窓枠挿入時にギチギチすぎて入らなかったので1列に減らしています。
窓枠に取り付け
取り付け前の状態
取り付け後の状態。以外と明るくおしゃれにみえます。
昼間のスケ感はこの程度
もう一箇所のトイレ窓は物を置きたかったので、アルミサッシ枠のネジ穴にスペーサーをかましてストッパーとして奥まで押し込みました(写真とりわすれ)
奥まで押し込んだ方が圧迫感は無くてよいですね。
まとめ
トイレの簡易内窓2枚分の材料費
- カインズ塗装溝付角材(白) 1820mm (4mm溝) 748円 x 3 = 2,244円
- 光 ポリカ中空ボード乳白半透明 KTP9064W 1,631円 x 2 = 3,262円
- Homekirei フォーム 隙間テープ 1,000円
- ホームセンターで買った白い取っ手 850円 x 2 = 1,700円
合計 8,206円 です。比較的安かったと思います。ガチ市販内窓なら1枚2万円程度必要なので。また中空ポリカが1重でよいなら -1631円、安い取っ手なら -1200円とさらにお安く済みます。
断熱効果は当然あるのに内窓1枚あたり5,000円以下で作成できるので、開ける必要のない窓、サイズの小さい窓にはDIYで中空ポリカ内窓がおすすめです!