浴室の上げ下げ窓にDIYで中空ポリカ内窓を追加
全窓を二重窓化している自宅ですが、浴室には小さな「上げ下げ窓」がついています。しかし市販の浴室用内窓には「引き違い窓」用のラインナップしかありません。
無理やり通常使用の内窓をつけてもよいけど、すごく水が溜まって汚れてカビ生えそう&DIYで浴室に穴を開けたくない。
ネットの記事を漁っていたら「引き違い窓用の内窓キットを縦にして使う」という凄い事をしている人がいたのでこのアイデアを参考にDIYしてみました。
内窓化に必要な資材

光 ポリカ中空ボード KTP9064W(1,631円)
お風呂用なので乳白色を選びました。

光 フレーム PTF2612 (920mm x 4) (638円x4)
光 上レール PTL3022 (1830mm x 1) (803円)
光 横カバー PTL3112 (915mm x 1)(385円)
これは横に長い「引き違い窓」の部品なのですがこれを縦に長く使うために90度回転させて使います。つまり「上レールを縦枠に」「横カバーを上枠に」といった感じです。

両面テープは一般用でも問題ないかもしれませんが、念の為に樹脂専用のものを購入、木材用のノコギリで樹脂を切ると切断面がザラザラになっていたので刃の細かい樹脂用のものを購入しました。
上げ下げ窓に枠を取り付け

浴槽の上げ下げ窓はこのような感じで、浴槽専用ではなさそうです。

「横カバー」を上枠に両面テープで貼り付けます。

「上レール」を縦枠に貼り付けます。

上・左右にレールを貼り付けましたが、下部は排水性を考慮して何もつけません。これをすることでメンテナンス性が高くなると思います。
窓の内側部の作成

窓のフレームを切断していきます。切断サイズは枠から外れない程度にちょっと小さいサイズ感にします。

中空ポリカを切断していきます。先程作成したフレームより気持ち小さめで切断します。

中空ポリカの端面は気密性を上げるためにセロハンテープで塞いでおきます。

中空ポリカをフレームにはめました。切断面などはフレームに隠れるのできれいに仕上がります。

取り付けようとしましたが、中空ポリカは硬すぎて全くたわまずに枠に入らなかったので、左右フレームを枠にはめた状態で上下のフレームを取り付けます。
写真では間違っていますが、上下フレームを長く・左右を短くしないと穴が丸見えになるので入れ替えました。

フレームの向きを入れ替えてみましたが何故かそのままキレイに収まりました。中空ポリカを小さめに切断しているおかげで位置の調整もできます。
手前の窓枠部も追加して完成

同じ要領で手前側も取り付けました。排水性を考えてあえて手前を上部に持っていきました。見た目も良い感じに収まっています。

フレームのサイズは適当に切断したのですが、たまたまいい感じの硬さで固定されておりストッパーなどは付けていませんがズレて来ません。ずれる場合には両面テープで固定が必要ですね。

手前と奥のフレームに隙間があったので、すき間モヘアシールを貼って隙間を防いでいます。
まとめ
両面テープのみで壁に穴を開けずに浴槽の内窓化が完成しました。水が溜まらないように排水性も考えて下部には枠はついていないので掃除も楽々です。
内窓の効果は上々で浴室暖房の効きが明らかに良くなりました。安価なのでおすすめの内窓DIYです!