sakura.io + ArduinoでAC100Vを制御する

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前回の記事で、さくらインターネットsakura.ioのIncoming Webhookを使ってウェブサーバからIoTデバイスを制御してみました。

で、LEDがチカチカ点滅して何の意味があるの?

という事で一般家庭でお使いのAC100Vを制御してみたいと思います。
身の回りにある電化製品のほとんどがAC100Vなので、100Vを制御出来ると電灯を光らせたり扇風機を回したりと便利に使えそうです。


AC100Vについて

とは言うもののArduinoのDC5Vと比べるとAC100Vは超危険です。
100Vの扱いを間違えると自宅が火事になったり感電死します。

また100Vの配線工事などは電気工事士の資格が必要です=知識が無いと危険です。


リレー回路

小電圧(5V)で大電圧(100V)を制御する場合はリレー回路と呼ばれるものを使います。

メカニカルリレー回路は小電圧をコイルに流して磁力を発生させて金属の接点を物理的に動かして大電圧を通電させるものです。スイッチを入れるとカチっと音が聞こえます。

100Vは危険なので今回100Vリレー回路部分は既製品を使います。

サンワサプライ 高性能雷連動タップ 4個口 (3,091円)

「USB連動タップ」という都合のよい商品がありました。
USBのDC5Vに連動するAC100Vタップなのでリレー回路と言えます。


USBコネクタ

「USB連動タップ」のパソコンに差し込む側のUSBコネクタは「オス」なので、USBコネクタの「メス」を探します。
電流電圧以外の信号は使っていないはずなので2芯の電源線のみであればベスト。

USB A(メス)コネクタ付きケーブル(30cm) 2芯 (162円)

見つけました!
残念ながらコネクタが付いていない商品だったので「QIコネクタ」のコネクタとハウジングを購入して工具で圧着加工しました。


GROVEコネクタ

Arduino側の配線は「GROVE – 4ピン-ジャンパメスケーブル 20cm (5本セット) 540円」を購入したので無加工でそのまま使えます。

黒線がGNDで黄線が5V電源です。白赤は使いません。
両方長いピンヘッダを使いUSBコネクタと接続します。


動作テスト

Arduinoスケッチとウェブサーバ側のプログラムは前回と同じです。
LEDの代わりにUSBコネクタを接続してください。

USB連動タップとArduinoをUSBで接続しているのがわかるかと思います。

USB連動タップにはLED電灯と無印良品の扇風機を装着していざテスト!

はい。あっさり動きました。

唯一USBケーブルとQIコネクタを圧着加工しましたが、その他の部分はハンダ付けも加工もしていません。
加工した配線も5Vの回路なのでもしショートしても死にません。


ArduinoでAC100Vまとめ

これ何がすごいって、どんなに離れていても電波が入れば動作するって事です。

電灯、モーター(換気扇、ポンプ)、電熱器(ヒーター)、バルブあたりをデバイス側のセンサーと連動して制御すればIoTが一気に実用的なツールになる気がします。

しかもDIYレベルのコストと労力で!
次回は実際に何かの役に立つツールを制作してみたいと思います。

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