窓に花粉フィルターを取り付けるDIY

街中にお住まいの方は、24時間換気の給気口のフィルターが数ヶ月で真っ黒になって驚きませんか?

たまに網戸を掃除すると、排気ガスの汚れのような黒くべったりしたものが付着していてドン引きしますよね。

窓を開けて換気したいけどフィルターを通さない汚染された空気は入れたくない、しかも花粉も入ってくる、もうこれは窓に花粉フィルターをつけるしかない。

インターネットで調べても、外側から網戸に貼り付けるフィルターは市販されていましたが、室内側からフィルターを取り付ける方法は存在しない。という事で突っ張り棒とカーテンを使ってDIYしてみました。


作業開始

まずは、窓の上下に突っ張り棒を固定します。突っ張り棒だけだと強風のときに落ちてしまうので固定するアイテムを使います。

上部の固定アイテムはメーカー不明のもので、どこで買ったかは分かりません。しばらくは上部だけを固定していたけど、今回下部も完全に固定してみました。


下部は以下の固定アイテムを購入しました。100均やホームセンターでも探してみましたが突っ張り棒を固定するような安価な商品は存在しなかった。

※隙間を極力減らすために、下部の窓枠と接する部分を数ミリ削ってから両面テープで貼り付けました。


テクテク つっぱり棒のズリ落ち防止 Sサイズ4個入(780円)


こちらの窓は、ちょっとだけ開けた状態で常時吸気口として使いたいので、窓をロックする商品で上下を固定しました。

突っ張り棒のたわみでどうしても隙間があいて、そこから隙間風が勢いよく入ってくるので隙間ふさぎシールも使ってます。


カーテン選び

肝心の花粉フィルターは、花粉をキャッチするレースカフェカーテン「エフコット」という商品を使いました。カーテンなので洗えば復活します。 サイズはオーダーメイドです(送料込 2,980円)

カラー : ボンボリ
縫製スタイル : フラット・タイプ

似たような商品はいくらでもあるのでお好みでお選びください。


カーテン選びの注意点としては窓のサイズより大きめに指定しないといい感じになりません。説明が難しいので以下の画像をご覧ください。

ヨットの帆のように風をタワミで受け止めるので大きめの方が良い感じです。

窓の縦のサイズ 70cm:カーテンの縦サイズ 71cm
窓の横のサイズ 69cm:カーテンの横サイズ 75cm

写真のカーテンはこのような寸法です。実は初回にぴったりサイズで注文しましたがアソビがなさすぎて隙間風が多く使えませんでした。


フィルターとしての効果は?

ものすごく効果があります。数カ月後にカーテンを洗濯すると墨汁レベルの汚染水が染み出してきました。こんな汚れた空気が室内を循環していたと思うと恐ろしいです。 花粉フィルターカーテンをDIYして良かったです。

※写真を取り忘れたので次回の洗濯のタイミングで追記します。


(追記) 2020-07-19

約3ヶ月使用後のカーテンの状態、真っ黒です。このカーテンがなければ部屋中にこの汚れた空気と花粉が侵入していたんですよね恐ろしい。