アクアのエンジンオイルを下抜きで交換してみる(MXPK)

前回、アクア(MXPK)のエンジンオイルを上抜きで交換しましたが、今回はオイルフィルターも同時交換するため自宅駐車場で下抜きにチャレンジしてみました。

エンジンオイル上抜きの記事はこちら。


ジャッキアップなしでオイル交換できるか?

アンダーカバーまで20cm以下でオイル交換用のカバーを外す必要があるのでジャッキアップ必須です。

ジャッキアップしてみます。


5~6cmくらい上がった所で板を挟んでみました。


アンダーカバーは外せました。ドレンボルトが遠いです…。


外したアンダーカバー、ネジ2本と爪で固定されていて親切な設計です。


KTCサービスクリーパーを使っているのでその分高さがあり作業し難かったので、片側のみジャッキアップしてブロックを鋏みました。ジャッキが落ちないようにウマも噛ませます。


KTCサービスクリーパー(8,500円)

サービスクリーパーはこんな形で作業しやすいのですが高さが10cm以上あります。ダンボールなどを敷いて作業すれば追加のジャッキアップは必要ないかもしれません。


エンジンオイルの下抜き

事前に樹脂製のオイル受けを購入していたのですが、直接オイル処理ボックスで受ければよいのでは?と気付いたので試してみます。


はい。オイル受けは必要ありませんでした。距離も近いため箱からこぼれる事もなく作業できました。


ドレンボルトを抜くときには使い捨てのビニール手袋を使えば油で汚れません。


(90430-12031) オイルパンドレンコックG/K(99円)

作業スペースが狭く油まみれになりそうなので、オイルフィルターを外す前にドレンボルトを締めておきます。ドレンボルトのパッキンは安心の純正部品を選びました。

※古いドレンボルトのパッキンがオイルパンに張り付いていることがあるので必ず確認しましょう。外し忘れるとオイル漏れします。


オイルフィルターの交換

KTCオイルフィルタレンチ AVSA-064(1,800円)

オイルフィルタレンチは内径64mmのタイプが使えました。


作業スペースが狭く工具も入らない車種もありますがアクアは余裕で作業できそうです。

フィルターを緩めるとオイルがダダ漏れしてくるのでオイル処理ボックスで受けます。


※オイルフィルターのゴムが張り付いている事があるのでウェス等で綺麗に拭いた後に指で触ってみて異物が無いか確認しましょう。


(90915-10009) オイル フィルター(1,200円)

オイルフィルターも安心の純正品を選びました。周囲の飛び散ったエンジンオイルをパーツクリーナーで綺麗にした後に取り付けます。

ゴム部にエンジンオイルを塗布した後に、手で締め、面があたった箇所から3/4回転ほど工具で締めると書いてありました。詳しくは箱に記載してあります。


エンジンオイルの注入

トヨタ純正モーターオイル GLV-1 0W-8(4,900円)

この専用オイルを入れる為に自分でオイル交換しているので必須です。

・オイル規定量
オイルのみ交換 3.3L
オイルとオイルフィルター交換 3.6L


エーモン オイルジョウゴ 紙製(398円)

勢いよくオイルを注入すると溢れそうな気配がするのでジョウゴがあった方が良い気がします。

※ジョウゴを外すときにオイルが飛び散ってしまったのでジョウゴの周りもウェスでガードしておいた方が良いです。

ジャッキダウン後に、規定量のオイルを入れてエンジンONした後にエンジンを止めてレベルゲージでオイル量を確認して作業完了です。


まとめ

SUVくらいの車高があればジャッキアップ無しでも下抜きオイル交換できるかもしれませんが、流石にアクアは車高が低くアンダーカバーまでついているのでジャッキアップ面倒でした。

オイル交換用のスロープも売っていますが、上抜き・下抜き(+フィルター交換)と交互に行う事を考えると1.5~2年に一回の頻度で下抜きエンジンオイル交換すれば良い感じなので今のところはジャッキアップでもよいかなという感じです。

この後、スロープを買ってしまったら使用感を記事にしたいと思います!